FXのメリットについて

外貨預金・外貨MMFとの比較について
これまでの外貨投資の金融商品としては、銀行では外貨預金が、証券会社では外貨MMF(外貨の投資信託)がありました。ここではこれらとFXについての比較をしてみようとおもいます。


例として1米ドルが80円の時に10万ドルを購入し、その後1米ドルが81円になったのですべて決済(売却)を行い日本円にもどした場合について考えてみましょう。

外貨預金は銀行での通常の為替手数料(ここでは片道1円かかると仮定します)が必要になります。
外貨MMFでの取引レートは証券会社により異なりますがここでは片道50銭(0.5円)と仮定します。
FXではスプレッドが1.0銭と仮定します。

  購入費用 売却入手金 差額 決済手数料(取引コスト)
外貨預金 810万円 800万円 -10万円 20万円
外貨MMF 805万円 805万円 ±0円 10万円
FX 800万1,000円 809万9,000円 9万8,000円 2,000円

※その他取引には「金利」「スワップポイント」などの要因も関係してきますがここでは考慮していません

為替相場が上がったところで決済しているので資金は増えているのですが、実際はFX以外は利益が出ていません。どこがちがうのでしょうか?

異なるのは決済手数料(取引にかかった経費)の金額です。外貨預金は実際の為替レートより1円高い価格(外貨MMFは0.5円)で取引されます。ドルを売る時も同様の価格差が付くため、トータルで2円(外貨MMFでは1円)より大きな値動きがないと、為替差益で利益を出すことは出来ません。
ところがFXでは為替レートに限りなく近いコストで取引を行えるので、もっと小さい値動きでも為替差益で利益を得ることができます

株式市場との比較について
株式市場では膨大な数の銘柄が取引されており、日本国内だけでも2000銘柄以上あります。
外国為替市場 株式市場
24時間取引可能 取引時間に制限あり
ひとつの市場 市場が複数ある
限定された通貨ペア数 膨大な取扱銘柄
FXでは米ドル、ユーロ、英ポンドといった世界の主要通貨を取り扱っており、数は多くても200~300程度までです。取引量は株式市場よりもはるかに多く銘柄に関する情報も簡単に入手可能なので、参加しやすい取引であるということが言えます。

準備金(最低必要資金)の比較について
FX(外国為替証拠金取引)をはじめとする証拠金取引には取引額に対して満額の資金が必要ありません。取引額に対して何%かの証拠金(預託金)があれば取引を行うことができる仕組みになっています。
例えば1,000円万円分の取引をするのに最低必要準備金は2%の20万円です(日本のFX業者の最低準備金、海外の業者はその限りではありません)。これが株式やMMFだと当然満額の1,000万円持っていないとこれらの金融商品を購入することは出来ません。
ですがFXの場合わずか20万持っていると1,000万円分の取引が出来るのです。これを「レバレッジ(てこ)」といいます。準備金(預託金)に対して取引額が何倍であるかをあらわすもので、この場合はレバレッジを50倍かけて取引をしていることになります。
少額でも大きな金額の取引は可能ですが、一方損失も大きくなるこ可能性を持っていますのでレバレッジを大きくしすぎた取引は危険を伴うことを常に意識しておきましょう。

リスク制限が可能なFX
上記のようにレバレッジをかけている状態で相場が著しく変動すると、証拠金(預託金)以上のマイナスが発生することがあります。リスクの制限をするためにマイナスの下限を設定しておき、もし相場が下限値に到達した場合には、決済を自動に行う設定をしておきます。このように予想以上の相場の変動に対処しておくことが出来ます。

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